妊婦さんへの講和

妊娠中のお口の健康の留意点

現在のご自分のお口の健康状態をご存知ですか?
昔から子供を1人生むと歯を1本失うと言われています。
出産回数の多い人ほど虫歯は多いのです。

妊娠すると、唾液が酸性に傾き、口の中で細菌が繁殖しやすくなります。
そのために、普段、歯の健康な方でも歯が痛んだり、歯肉から出血しやすくなるものなのです。
ですから、妊婦は歯科検診を受けていただきたいのです。
しかし、虫歯があると治療の日数がかかる場合がありますので、早く検診を受けてください。

妊婦でも、歯科治療を受けることが出来ますか?

妊娠4.5ヶ月から7ヶ月の間は妊婦の安定期です。
この期間を逃さず、歯科治療を受けてください。

虫歯や歯周病のバイ菌はどこから来るの?

出産した赤ちゃんのお口の中には、バイ菌はいません。
赤ちゃんの一生を決めるバイ菌は、その赤ちゃんの育児に一番かかわった人からうつされる(感染)のです。
ゆえに、妊娠中のお口の健康管理が大切なのです。
歯医者さんとぜひ、相談してください。

お口の健康管理のポイントは?

それは、メリハリのある規則正しい生活習慣と食事をしっかりとること。
自分にあった正しい歯磨きを身に着けてほしいのです。